ペットロス。無理に日常に戻らなくて大丈夫
動物たちとの別れは、人間との別れよりも辛い。
どこか、私が『守ってあげなくてはならない存在』という意識があるからなのかもしれない。
だからこそ、『守ってあげられなかった』という罪悪感と後悔とでいっぱいになって、苦しくなるし、純粋に、会えなくて寂しいし、悲しい。
もうあのフワフワな毛並み、あたたかく呼吸しているお腹。あんなにかわいい子にもう触れられないことが、体温を感じられないことが、あの甘えた声を聞くことができないことが。
もうあの子の瞳に映る自分を見ることができないことが、全てが悲しいし寂しい。
ご飯を食べてくれるだけで本当に嬉しかった。
お腹を見せて、変な格好で眠っている姿を見てるだけで幸せだった。
何をしていてもかわいかった。
うんちをしてるときでさえ、ずっとずっとかわいかった。
“かわいい”と感じる瞬間が、どれだけ私を救ってきたのだろう。
どれだけ私に生きる力をくれていたのだろうと、いつも考えさせられています。
今ペットロスで苦しんでいる方へ
もしかすると周りからこんな声をかけられるかもしれません。
「元気だして」
「そう気を落とさずに」
何を言っていいかわからず、そう言う人もいるかもしれないし
もしくは
「落ち込んでいるあなたを見るのが辛いので、早く元気になってください」
という深層心理が隠れている人もいる。
だから、その言葉は受け取らなくていいのだ。
そして、他人ではなく、自分で
「早く元気にならないと……」
と追い詰めるような感じになってしまうこともある。
悲しみに浸るのが怖いのかもしれない。
いつまでも泣いちゃいけないと思っているのかもしれない。
深い悲しみから、戻ってこれなくなってしまうかもと思っているのかもしれない。
でも悲しみから逃れようとすればするほど、追いかけてくるもの。
だからちゃんと悲しんで、泣いてしまった方が全然いい。

ちなみに私は今まで、犬1匹、猫2匹、ハムスター3匹とお別れをしています。
はじめは、会社を1日休むのに精一杯だったけれど、自分に正直に生きると決めた後は、愛猫が虹の橋を渡ってしまった日から1週間有給をとったし、夫にも「家事できるときだけする。何もしないかもしれない」と伝えて、だいぶゆっくりさせてもらいました。
10年前に子猫を亡くしてしまったときは、「会社に行かなくちゃいけない!!」って翌日泣きながら仕事をしてた。これもあって、こんな生活はしたくないっていう気持ちもその時芽生えたりした。猫ファーストで生きられるような仕事をしていきたいと感がるようになり、気がつけば今、そのように生活ができるようになっています。
そして、去年の9月愛猫「夏芽」が虹の橋を渡ってしまってから、半年ほど経ちました。
今でもふと思い出しては夫婦で涙を流す日もあります。
どれだけ日常を過ごすことができても、思い出したらやっぱり悲しい。
今も鼻水を垂らしながら書いています。
それでいい。

